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ソフトバンク孫社長、放送局との事業連携に意欲示す


孫氏は会見で「テレビ局の経営参画は考えていない」と否定。会見はソフトバンクホークスの開幕記念イベントのため福岡で行なわれた
 ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏は26日、グループ企業のソフトバンク・インベストメント(SBI)がフジテレビの筆頭株主になったことについて、「ソフトバンクグループのコンテンツ戦略のプラスになれば」と述べ、放送事業への意欲があることを明らかにした。

 会見で孫氏は「直接的にテレビ局の経営に参画することは全く考えていない」としてフジテレビ以外のテレビ局との資本参加については否定。しかし、「ニュース動画配信のコンテンツが充実することはありがたいこと。そういった意味で、さらに一歩一歩連携が深まっていくことは望ましい。また、フジテレビ以外のテレビ局に対しても、何年も前から現場レベルでの細かな業務提携は行ってきている」として、コンテンツホルダーとしての放送事業に高い関心を示した。

 なお、ライブドア代表取締役社長の堀江貴文氏については、「直接の面識はないが、彼のチャレンジ精神はかねてから高く評価させていただいてきた」としながらも、ニッポン放送株式取得の手法については、「我々もこれまでいろんな会社に投資をしたりM&Aを行なってきたが、敵対的買収をしたことは一度もない」と敵対的買収については否定的な考えを示した。





URL
  ソフトバンク
  http://www.softbank.co.jp/

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( 増田 覚 )
2005/03/26 19:28

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