米Googleは30日、Googleの英語版サイトにおける株価表示機能を大幅に強化した。
これまでは検索フォームにティッカーシンボルを入力すると、Yahoo! FinanceやReuterなどの信頼できる金融情報サイトへのリンクが上位に表示される仕組みになっていた。
今回、この機能が大幅に強化され、検索フォームにティッカーシンボルを入力すると、1日の株価の値動きを示すチャート、現時点での株価や最高値、最安値、出来高、時価総額などの情報が表示される。表示される株価はNASDAQの場合が15分遅れ、AMEXやNYSEの場合が20分遅れ。
これに加えて、入手できる場合にはElectronic Communication Network(ECN)によるリアルタイムの株価も表示される。ECNとは、証券取引所外でコンピュータにより売買できる私設相対取引システムのこと。市場が閉じた後の時間でも株価を知る1つの目安となっている。
なお、現在でもYahoo! Financeなどの金融情報サイトへのリンクは上位に表示されるようになっており、さらに詳しい情報を入手したい場合にはそこからリンクを辿ることが可能だ。
関連情報
■URL
株価検索についての機能説明(英文)
http://www.google.com/help/features.html#stock
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・ 日本のGoogleでも株価や路線、辞書などの特殊検索が可能に(2004/04/22)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/03/31 11:55
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