「同じ趣味を持つ友人が読んだニュースは、自分にとっても面白いニュースに違いない」というアイデアから始まった、ソーシャルネットワークサービス(SNS)とRSSリーダーとを組み合わせた新サービス「Rojo」が20日、これまでの招待ベースのベータテストを終え、公開ベータテストを開始した。現在、ユーザー名とパスワードを登録すれば無料でアカウントを取得できるようになっている。
Rojoは、自分が読んでるRSSフィードや設定しているキーワードなどをSNSの友人に公開でき、興味深い記事を簡単に友人に送信する機能も備わっている。こうしたデータをもとにRojoでは、どのページが最も人気があるのか把握するリンク解析機能「RojoBuzz」を備えており、読者にとって人気のある情報を簡単に見つけ出すことができる。
今回、公開ベータテストを開始するにあたってユーザーインターフェイスが大幅に見直され、以前よりも使いやすい画面に変更された。表示速度や安定性なども向上したという。
Rojoを運営する米Rojo NetworksのChristopher J.Alden CEOは、ハイテク業界誌を発行する米RedHerring Communicationsの共同創業者兼CEOだった人物。そのほかにもRojo NetworksにはNetscape Communicationsの共同創業者であるMarc Andreessen氏らが出資するなど、注目を集めている。現在は大手ベンチャーキャピタルのTPG VenturesとBV Capitalの出資を受けている。
関連情報
■URL
Rojo(英文)
http://www.rojo.com/
ニュースリリース(英文)
http://rojo.jot.com/WikiHome/PressRelease042005
■関連記事
・ 面白いニュースは友達が決める~RSSリーダーとSNSを組み合わせた「Rojo」(2004/10/20)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/04/21 13:35
- ページの先頭へ-
|