アップルコンピュータは19日、Mac OS X用のセキュリティ修正プログラム「Security Update 2005-004」を公開した。携帯電話やiPodとのシンクロを行なうソフトウェア「iSync」に発見された脆弱性を修正するもので、対象となるOSはMac OS X 10.2.8および10.3~10.3.9。
Security Update 2005-004では、iSync 1.5のヘルパーツール「mRouter」に発見されたバッファオーバーフローの脆弱性を修正した。この脆弱性が悪用されることで、ローカル権限の昇格につながる可能性があり、ローカルシステムユーザーが任意のコマンドをルートとして実行できることが考えられるという。
関連情報
■URL
Security Update 2005-004
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/securityupdate2005004.html
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( 三柳英樹 )
2005/04/21 15:27
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