Mozilla Japanは24日、インターネット統合環境ソフト「Mozilla 1.7.7」の日本語版を公開した。Mozilla 1.7.7の英語版は17日に公開されており、前バージョンの1.7.6から7件のセキュリティ修正が行なわれている。
Mozilla 1.7.7では、サイトごとのブックマークアイコン(favicon)にjavascript:形式のURLを試用した場合にスクリプトが実行される脆弱性(MFSA 2005-37)や、JavaScriptにより攻撃者が悪質なコードを実行させることができる「DOMプロパティの上書きを通じた特権の拡大」(MFSA 2005-41)など、重要度が「最大」となっている2件を含む、全部で7件の脆弱性を修正した。Mozilla Japanでは、すべてのユーザーに対してアップデートを推奨している。
また、Mozilla 1.7.7で修正された脆弱性は、Firefoxにも同様の脆弱性が存在する。これについては、17日に公開されたFirefox 1.0.3ですべて修正されている。
関連情報
■URL
Mozilla Japan
http://www.mozilla-japan.org/
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( 三柳英樹 )
2005/04/26 14:09
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