Internet Explorer(IE)の次期バージョンであるIE7がタブ機能を採用することが明らかになった。IE開発チームの公式ブログの中で述べられた。
公式ブログによると、IE7のベータ版ではごく基本的なタブ機能が提供されるという。このベータ版では、IE7の実装の下位互換性やセキュリティ上の問題がないことを確認する。IEには多数のアドインソフトがすでに配布されており、新バージョンでそれらのソフトは動作するかどうかも検証する。
開発チームでは、他のタブブラウザで生じたセキュリティの脆弱性にも注目しており、この問題に詳しいセキュリティコミュニティからフィードバックも求めている。さらにベータテストが終了した後、基本的なタブ機能に加えてエンドユーザーにとって役に立つ機能がさらに追加される予定だ。
公式ブログでは、初期のIEにタブ機能が採用されなかった理由について「複雑さと整合性に関する懸念があった」と理由を説明した上で、「我々は初めに間違った決定を行なったと思うが、今は正しい決定をしている」と結んでいる。
関連情報
■URL
IE公式ブログの該当記事(英文)
http://blogs.msdn.com/ie/archive/2005/05/16/417732.aspx
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/05/17 13:47
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