BIGLOBEは、5月31日より「迷惑メールブロックサービス」正式サービスを会員向けに提供する。BIGLOBE会員であれば無料で利用できる。
BIGLOBEの迷惑メールブロックサービスは、米クラウドマークの迷惑メール判定エンジンを採用したサービス。全世界のユーザーから迷惑メールを収集し、メールのヘッダやメール構造を独自に解析、迷惑メール対策を行なうという。
すでにBIGLOBE会員13,000人を対象としたモニターサービスが3月8日より実施されており、日本の迷惑メールの判定制度強化も図られた。BIGLOBEによれば、モニター終了時のアンケートで80%の満足度が得られたという。
迷惑メールの判定はサーバー上で行なわれ、ユーザーが迷惑メールの学習作業などを行なう必要はない。迷惑メールと判定されたメールは件名に[spam]の表記が付与され、メーラーの機能で迷惑メールの振り分けが可能。フィッシングメールの判別にも対応している。
迷惑メールの判定エンジンは、世界中の120万人で形成されているという迷惑メール申告ネットワークから最新の情報を収集、迷惑メール発見から平均5分で対策が可能という。機能面では迷惑メールと判定されたくないメールの必着設定が最大2,000件、受信拒否が最大2,000件まで設定できる。
7月には迷惑メールブロックサービス向けの有料オプションサービスも提供する予定。メールサーバー上の別フォルダへ迷惑メールの自動振り分けが可能になる。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/biglobepress/press/2005/05/050526-1.html
BIGLOBEメール
http://email.biglobe.ne.jp/
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・ BIGLOBE、フィッシングにも対応する迷惑メールブロックサービスを提供(2005/03/07)
( 甲斐祐樹 )
2005/05/26 18:27
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