ディー・エヌ・エーは、政府の知的財産戦略本部が策定した「知的財産推進計画2005」を受けて、同社のオークション・ショッピングサイト「ビッダーズ」などで知的財産権侵害への対策を強化する。
対策を強化するのはビッダーズのほか、携帯電話向けショッピングサイト「ポケットビッダーズ」、ディー・エヌ・エー子会社のモバオクが運営する携帯電話向けオークションサイト「モバオク」。特定商取引法で定められている事業者表示義務を徹底し、明らかに事業者と思われる出品者が、事業者表示なしで個人として出品しているブランド品などに対しては出品を削除し、法人会員として登録するよう誘導する。模倣品や海賊版に関する対応窓口や知的財産権の啓蒙ページも6月末までに設置する。
このほか、違法出品物のパトロール人員を増員する。また、法令の枠内で可能な場合には、権利者の求めに応じて知財侵害品出品者の情報を権利者に開示する。
ディー・エヌ・エーでは、これまでも専任スタッフのパトロールを実施しており、知的財産権を侵害する出品であれば削除し、場合によっては出品者を強制的に退会させるなどの措置を行なっていた。
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■URL
ニュースリリース
http://www.dena.ne.jp/press/release_2005/20050610_2.html
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( 鷹木 創 )
2005/06/13 12:10
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