Internet Watch logo
記事検索
最新ニュース

「オフィスペンタゴン」名乗り海賊版ソフト販売、大阪府の無職男性逮捕


 兵庫県警生活経済課と尼崎西署、甲子園署は29日、海賊版PCソフトを販売していたとして、大阪府河内長野市の無職男性(33歳)を著作権法違反の疑いなどで逮捕した。コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が30日、明らかにした。

 男性は、2月10日頃から4月18日頃までの間に、「Microsoft Office Professional 2003」など9種類のソフトを無断で複製したCD-R計11枚を、名古屋市の男性など4人に対して合計49,000円で販売していた。

 ACCSでは、海賊版ソフトを販売していた「エイトボール」というサイトを2004年から調査しており、実際に2005年1月に同サイトで購入を申し込んだところ、「オフィスペンタゴン」という別の業者名で海賊版ソフトが郵送されてきたという。ACCSは兵庫県警に情報を提供。エイトボールを運営していた大阪市中央区の無職男性2人(ともに29歳)は2月に逮捕されている。

 今回逮捕された男性は、エイトボールの運営者から海賊版のマスターコピーの提供を受ける一方で、売上の一部を支払っていたという。また、2人が逮捕された後も海賊版の販売を続け、業者から入手した名簿などをもとにダイレクトメールを使って集客していたことも判明している。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www2.accsjp.or.jp/news/news050630.html

関連記事
海賊版ソフト販売で2人を逮捕、プリペイド式携帯でネット接続などの工作も(2005/02/21)


( 永沢 茂 )
2005/06/30 20:03

- ページの先頭へ-

INTERNET Watch ホームページ
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.