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TCA、発信者番号偽装対策のガイドライン策定


 電気通信事業者協会(TCA)は、着信時に表示される発信者番号を偽装し、現金などを要求するいわゆる“振り込め詐欺”の防止対策として、「発信者番号偽装表示対策ガイドライン」をまとめた。

 振り込め詐欺は、電話着信時に表示される発信者番号を偽装し、現金などを要求する犯罪行為。2004年末頃より社会問題となっており、TCAではWebサイト上で注意喚起するとともに、2005年2月には携帯電話や固定電話の事業者らによる検討会を設置した。検討会では、技術的・設備的側面から発信者番号の偽装表示を防止する対策が検討され、今回ガイドライン(第一版)がまとめられた。

 なお、ガイドラインは、国際中継事業者、地域系事業者などの事業提供形態に応じて規定されており、TCAに加入している事業者は原則としてガイドラインに従った対策をとる。TCAでは今後、関連団体にもこのガイドラインに則した対策を求めていくとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.tca.or.jp/japan/news/050701.html

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( 津田啓夢 )
2005/07/01 18:12

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