米Microsoftと米IBMは1日(現地時間)、IBMが提訴していた独禁法訴訟で和解したと発表した。
和解条件は、MicrosoftがIBMに7億7,500万ドルを支払い、さらにIBMが購入するMicrosoft製ソフトに対して7,500万ドル分を供与する。総額は8億5,000万ドル(約940億円)に上る。
Microsoftの独占禁止法違反に対する米司法省の提訴で、MicrosoftがIBMに対しOS等を高額で提供し、IBMに損害を与えたとして事実認定され、これに基づきIBMはMicrosoftを提訴していた。
Microsoftは、2001年の米司法省との和解以後、各社の提訴に対して和解交渉を進めており、AOL、Sun Microsystems、Gatewayなどとの和解を発表している。
関連情報
■URL
Microsoftのニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2005/jul05/07-01msibmsettlepr.mspx
関連記事:Microsoft、独占禁止法訴訟でGatewayと和解[PC Watch]
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0412/ms.htm
関連記事:Microsoft、司法省と和解発表。5年間の行動制限が条件[PC Watch]
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011103/ms.htm
関連記事:米Microsoftと米AOL Time Warnerが完全に和解
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0530/msaol.htm
■関連記事
・ 米Microsoftと米Sun、歴史的な和解により“敵”から提携関係へ(2004/04/05)
( 伊達浩二 )
2005/07/04 19:38
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