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スパイウェアによる不正出金被害は合計379万円に〜ジャパンネット銀行


 ジャパンネット銀行は12日、スパイウェアに感染した顧客の口座から不正出金された事件について、6件で合計379万6,000円の被害が確認されたと発表した。なお、同様の被害が発生したイーバンク銀行は1件で13万円、みずほ銀行は2件(被害額は非公表)の被害が確認されている。

 今回の不正出金を受けてジャパンネット銀行では、新たなセキュリティ強化策を発表した。携帯電話からの操作で振込ロックや振込出金限度額を即時に変更できる機能を提供する。これにより、普段は限度額を0円に設定しておき、振込や出金を行なうときだけ限度額を引き上げて利用できる。同サービスは7月21日に開始する予定だ。

 また、8月1日には不正振込専用保険を導入し、加入料無料で年間300万円までの被害額を補償する。そのほか、8月20日には、初期状態の振込限度額(1,000万円)を変更していない利用者を対象に、振込限度額を一律300万円に引き下げる。

 なお、金融庁の五味広文長官は11日の記者会見で、今回被害が発生した3行に対して「被害状況のヒアリングを実施している」とコメント。また、「金融機関は犯罪技術の巧妙化に対応してセキュリティレベルの向上を絶えず行なう責務がある」として、今後のセキュリティ強化策の強化を求めた。


関連情報

URL
  不正取引の状況ならびに新たなセキュリティ強化策について
  http://www.japannetbank.co.jp/security_new.html
  新たなセキュリティ強化策について(詳細)
  http://www.japannetbank.co.jp/security_jnb.html

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( 増田 覚 )
2005/07/13 14:50

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