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Webメール選択の決め手は「安さ」「容量」「セキュリティ」


「価格が安い(あるいは無料)」、「メール容量が大きい」、「ウイルスチェック機能が充実している」の3点がWebメール選択時の重視するポイントとして上位を占めた
 gooリサーチとjapan.internet.comが共同で実施する「アンカーリサーチ with goo」は14日、Webメールに関する第3回調査の結果を発表した。対象は、全国の10代以上の男女1,000人。うち男性が47.4%、女性が52.6%。年齢層は10代が2.4%、20代が23.2%、30代が38.9%、40代が26.8%、50代が6.4%、60代以上が2.3%だった。

 Webメールの利用状況は「利用している」が83.4%で、「利用していない」と回答したユーザー16.6%を圧倒した。「利用している」は第1回が80.5%、第2回が80.1%とほぼ横ばい傾向だったが、第3回は第2回より3.3%増加した。

 Webメール利用者834人への満足度調査では、「画面の見やすさ」について「満足」「やや満足」との回答が63.5%を占めた。次いで「メールボックスの容量」が62.9%、「画面のデザイン」が62.3%と続く。一方、「機能の豊富さ」は46.2%、「Web画面の動作や表示速度」は49.7%と「満足」「やや満足」との回答が過半数に達しなかった。

 Webメールを選択する際に重視する点は「価格が安い(あるいは無料)」が77.1%と最多。「メール容量が大きい」が38.9%、「ウイルスチェック機能が充実している」が28.3%となった。なお、満足度調査では上位を占めた画面が「見やすくデザインが良いこと」は6.5%に止まり、サービス選択の大きな要因にはならないことがうかがえる。

 サービス選択時の大きなポイントになっているウイルスチェック機能だが、実際の利用状況は41.4%。最も利用されている機能は「受信拒否機能」の41.7%だった。なお、「機能があるのは知っているが利用していない」という回答では、ウイルスチェック機能が29.5%、受信拒否機能が36.0%となり、認知されていれば受信拒否機能に比べてウイルスチェック機能を利用するユーザーが多いことがわかった。

 利用頻度は「毎日」が63.7%と最も多く、以下「週3~5回」が13.3%、「週1~2回」が11.9%と続く。保有アカウント数では、「2個」が29.3%と「1個」の24.9%を抜いて最多の回答だった。利用目的では、「メールマガジン登録用」が56.1%と最も多かった。次いで「懸賞登録用」が53.6%、「友人・知人用」が51.0%となっている。

 なお、Webメールを現在利用していないユーザー210人を対象に、未使用の理由も質問している。回答では「現行のメールで十分だから」が84.3%と最多。「セキュリティ対策が不十分そうだから」が13.9%で続く。未利用ユーザーの利用意向については、「利用したくない」「あまり利用したくない」が合計で68.6%を占めた。「是非利用したい」「利用したい」は、第1回の20.5%、第2回の27.0%よりは伸びたものの、31.3%に止まった。


関連情報

URL
  調査結果
  http://research.goo.ne.jp/Result/0506cl27/01.html

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( 鷹木 創 )
2005/07/14 17:38

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