Internet Watch logo
記事検索
最新ニュース

MSN、「夏休み親子で学ぶ、インターネット安全教室」サイト開設


夏休み親子で学ぶ、インターネット安全教室
 マイクロソフトは20日、インターネットにおける“キッズセーフティ”をテーマにしたサイト「夏休み親子で学ぶ、インターネット安全教室」を開設した。インターネットやメール、チャット、掲示板などにおけるルールやマナー、危険について、親子でクイズに解答しながら学べるようになっている。

 同サイトではまた、キッズセーフティの観点からMSNメッセンジャーでの入力を制限するアプリケーションを体験版として8月から提供する予定だ。公序良俗に反したり、暴力的な言葉や冒涜表現など、子供の会話に不適切なメッセージの入力が対象になるという。

 このほか同サイトでは、MSNが独自に行なった「ネット利用に関する親子の意識調査」の結果を公表している。6月29日にWebアンケートで実施したもので、小中学生309人と両親309人が回答した。

 まず、小中学生に対する利用内容の調査では、メールのやり取りを行なってるとした人が最も多く87.4%に達した。また、掲示板への書き込みが41.1%、チャットが30.7%、メッセンジャーが19.7%あった。

 これに対して、両親に「子供がインターネットでしていること」を尋ねた設問では、メールを挙げたのは44.7%、掲示板への書き込みは13.6%、チャットは15.2%、メッセンジャーは2.6%に止まった。子供がコミュニケーションサービスを利用する頻度は、親が把握しているよりも高いとして、親子での認識のずれを指摘している。

 ブログについては、小中学生の44.0%が自分の好きなブログを見ているという。また、25.6%が自分のブログがあると回答した。

 なお、子供のコミュニケーション相手は、「インターネットで知り合った同年代の友達(会ったことはない)」が77.6%で最も多く、「学校や塾の友達など、実際に知っている同年代の人」の60.0%を上回った。次いで「インターネットで知り合った大人(会ったことはない)」が40.5%、「学校や塾の先生や近所の人など、実際に知っている大人」が7.8%だった。この点でも親子で認識のずれがあり、ほとんどの親が「学校や塾の友人、または家族」と考えていたという。


関連情報

URL
  夏休み親子で学ぶ、インターネット安全教室
  http://promotion.msn.co.jp/kidssafety/index.htm
  ニュースリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2344

関連記事
マイクロソフト、MSN内にファミリー向けのセキュリティ情報サイト開設(2004/06/07)
NEC、子供と保護者向けにネット利用時のマナー紹介サイトを開設(2004/09/01)


( 永沢 茂 )
2005/07/20 19:04

- ページの先頭へ-

INTERNET Watch ホームページ
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.