米Googleは23日、地図情報サービス「Google Maps」において、「マップ」「サテライト」に加えて「ハイブリッド」モードを新たに追加した。
ハイブリッドモードでは、衛星画像の上に主要道路や目印となる建物の吹き出しなどが表示される。これまでは目的の建物などを探し出すときに、まずマップモードで確認してからサテライトモードに切り替えて衛星画像を確認しなければ発見できないことがあった。ハイブリッドモードによってこうした手間が省ける。
Google MapsのエンジニアがGoogle公式ブログに投稿した内容によれば、このサービスは米国、英国、カナダ、日本で同時に提供されているとのことだ。現時点で米国内では重ね合わされる地図情報がかなり詳細にわたっているが、日本の場合はハイブリッドモードを利用できるものの、表示される地図データが少ないことや、メニューが日本語化されていないことなど、さらなる改良が期待されるところだ。
関連情報
■URL
「Google Maps」のハイブリッドモード(英文)
http://maps.google.com/maps?t=h
Google公式ブログの該当記事(英文)
http://googleblog.blogspot.com/2005/07/test-drive-this-hybrid-vehicle.html
■関連記事
・ Google Mapsが衛星画像をさらに拡充、世界的な地域情報提供を目指す(2005/06/23)
・ 日本でも「Googleマップ」と「Googleローカル」が開始(2005/07/14)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/07/25 13:35
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