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みずほ銀行、ソフトウェアキーボードの提供などでスパイウェア対策


 みずほ銀行は、スパイウェアによる不正利用を防止する対策として、パスワード入力画面においてソフトウェアキーボードを提供するなどのサービスを8月22日から開始する。

 ソフトウェアキーボード機能は、インターネットバンキング「みずほダイレクト」のログインパスワード入力ページにおいて、画面上にキーボードを表示してキー入力をマウスで代用できるようにするもの。キーボードの入力記録を盗み取ろうとするスパイウェア「キーロガー」に対して、安全な入力方法だとしている。

 また、振込や振替を行なう際に必要となる6ケタの第2暗証番号の入力方法を変更する。従来は6ケタを全て入力していたが、今後は6ケタのうち4ケタのみを、「左から6番目、5番目、4番目、3番目」というように、みずほ銀行が指定する順序で入力する。ただし、投資信託サービスについては、従来通りの利用方法となる。指定される4ケタの数値は、利用するごとに変更されるため、キーボードの入力情報を盗み取られた場合でも、第三者によるなりすましが難しくなるという。


ソフトウェアキーボードによるログインパスワード入力 第2暗証番号の入力方法変更

関連情報

URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.mizuhobank.co.jp/company/release/2005/pdf/news050801.pdf

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( 増田 覚 )
2005/08/02 14:07

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