米Yahoo!は2日、開発者向けの情報サイト「Yahoo! Developer Network」において「Yahoo! Shopping API」を公開した。このAPIを使うことによって、Yahoo! Shoppingで提供されている数百万点の商品と数千店の店舗の情報を使ったアプリケーションを開発できるようになる。
公開されたWebサービスは、1)商品データと商品の説明文を検索できるようにする「Product Search」、2)ジャンル別に分類されている「Yahoo! Shopping Buyers' Guide Catalog」のデータを使用できる「Catalog Lisiting」、3)Yahoo! Shoppingに出店している店舗に関するデータを取得するための「Merchant Search」の3つである。
APIを使用するには、Yahoo! Developer NetworkのアプリケーションIDを取得する必要がある。そこからダウンロードできるSDKにはBSDライセンスによるPerl、Python、PHP、Java、JavaScript、Flashによるサンプルコードが含まれている。
Yahoo!では、Yahoo! Shopping APIを使った価格比較サイトや商品の検索機能をWebサイトに組み込むなどの利用方法を提案している。
関連情報
■URL
Yahoo! Shopping API(英文)
http://developer.yahoo.net/shopping/
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/08/03 12:43
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