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東芝EMI、DRM付きのWMA形式でコピー可能な音楽CD「セキュアCD」導入


 東芝EMIは、音楽CDのコピー保護方式として新たに「セキュアCD」を導入する。PCで使用する際の著作権保護と使い勝手の向上を考慮したものだという。8月31日に発売する一部タイトルから採用する。

 今のところ東芝EMIではセキュアCDの技術的な詳細は明らかにしておらず、同社サイトにあるQ&Aコーナーにおいて、動作環境やコピー制限などの説明を掲載している。これによるとセキュアCDは、PCで使用する場合は専用ソフトによってCD-DAデータの再生やHDDへのコピー、CD-R作成が行なえる。

 具体的には、HDDへのコピーはDRM保護付きのWMA形式となる。CD-Rへは、専用ソフトによってディスクの一括コピー、Windows Media Playerによって楽曲ごとのコピーが行なえるが、いずれもCDに設定されている回数に制限される。さらに、Windows Media Playerを使ってWMA DRMに対応した携帯プレーヤーへの転送が可能だ。

 対応環境は、Windows XP(32bit版のみ)、Windows Media Player 9/10、Internet Explorer 6。64bit版のWindows XPやMac OS、iTunesやMAGIQLIP2、SonicStageなどには対応していない。

 セキュアCDを採用したCDのパッケージには「パソコンでのご使用には制約があります」と表示する。同社サイトの新譜情報ページでは、THE ROLLING STONESのシングル「ストリーツ・オブ・ラヴ」とアルバム「ア・ビガー・バン」、GORILLAZのアルバム「ディーモン・デイズ 期間限定 スペシャル・プライス盤」(いずれも8月31日発売)がセキュアCDだと告知している。


関連情報

URL
  セキュアCDについて
  http://www.toshiba-emi.co.jp/securecd/

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( 永沢 茂 )
2005/08/19 21:09

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