NASAと米Googleは28日(米国時間)、研究開発分野において協業する計画を発表した。Googleは、NASAリサーチパーク内に施設を構えることになる。
NASAとGoogleは、大規模なデータ管理や分散コンピューティング、バイオとナノテクノロジーの融合、宇宙産業の奨励などの分野で協力する旨を示す覚書を締結。この覚書では、Googleがカリフォルニア州モフェットフィールドにあるNASAリサーチパークに最大100万平方フィートの施設を建設する計画も示されている。
今回の協業についてGoogleのCEOであるEric Schmidt氏は、「我々は共通の願いを抱いている。それは、数多くの情報を世界中の人々に提供することだ。数多くのアポロ計画の画像をいつでも欲しいときに入手できることを想像してほしい。これは一例だが、今回の協業によって、テクノロジーの役割が拡大することを示している」とコメントしている。
Googleは7月には、NASAから提供された画像を利用して月面地図を検索する「Google Moon」を開始している。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.google.com/press/pressrel/google_nasa.html
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( 増田 覚 )
2005/09/29 14:27
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