総務省、電話番号の使用率を公表～固定電話32％、携帯電話73％、IP電話47％

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総務省、電話番号の使用率を公表～固定電話32％、携帯電話73％、IP電話47％

　総務省は29日、2005年3月末現在の電気通信番号（電話番号）の使用状況を公表した。総務省が電気通信事業者に対して割り当てた電話番号について、番号の使用率などの状況をまとめたもの。

　電話番号の使用率は、固定電話（0AB～J番号）が32％、IP電話（050番号）が47％、PHS（070番号）が32％、携帯電話（090/080番号）が73％など。携帯電話の番号使用率が高い一方で、固定電話については都市部などでの使用率が高い地域でも50％程度に止まっている。

　ただし、固定電話で事業者を越えて電話番号を引き継ぐ「番号ポータビリティサービス」を提供する場合に、現時点では内部的に2つの電話番号を利用する形態が多くなっており、将来的に電話番号が足りなくなる地域が出現する可能性もある。このため、総務省の「IP時代における電気通信番号の在り方に関する研究会」では8月に報告書をまとめ、番号ポータビリティの二重番号使用について、2～3年後をめどに解消することが必要だと提言した。

関連情報

■URL
　ニュースリリース
　 http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050929_5.html

■関連記事
・総務省、今後の電話番号のあり方に関する研究会の報告書を公表（2005/08/10）

（三柳英樹）
2005/09/29 19:23

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