インターネットイニシアティブ(IIJ)は、フレッツや電力系光ファイバサービスなどのブロードバンド回線を足回りに使ったWANサービス「IIJ Internet-LANサービス」を10月11日より提供する。
IIJ Internet-LANサービスでは、同社が開発したルータ「SEIL」とネットワーク管理システム「SMF(SEIL Management Framework)」を組み合わせ、L2TPv3(Layer 2 Tunneling Protocol version 3)というプロトコルで仮想的なEthernetを構築。企業の複数拠点間をプライベートネットワークで接続する。SMFではネットワークの接続設定、運用、保守をセンターで一元管理できるため、各拠点ではSEILをつなぐだけで利用できるという。
料金は、本社などに導入する「Hub」と、各拠点に導入する「Port」で異なる。Hub側は、初期費用が84,000円、月額費用はアクセス回線にフレッツ・ADSLを利用する場合で27,825円、Bフレッツやコミュファ、BBIQを利用する場合で40,425円。Port側は、初期費用が42,000円、月額費用はフレッツ・ADSLを利用する場合で14,700円、Bフレッツやコミュファ、BBIQを利用する場合で27,300円。このほかのアクセス回線を利用する場合は、個別見積もりとなる。なお、いずれもアクセス回線料金は別途必要だ。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.iij.ad.jp/pressrelease/2005/1005.html
サービス概要
http://www.iij.ad.jp/service/system/LAN.html
関連記事:IIJがネットワークサービスの一元管理システム発表
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0219/iij.htm
■関連記事
・ IIJとQTNet、自律型ルータ「SEIL」を使ったVPNサービスなどで業務提携(2004/11/08)
( 永沢 茂 )
2005/10/05 17:11
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