マイクロソフトは7日、日本時間の12日にリリースする月例のセキュリティ修正プログラム(パッチ)の事前情報を公開した。最大深刻度が4段階中で最も高い“緊急”を含む9件が予定されている。
Windowsに影響するものが8件で、これらの最大深刻度は“緊急”だという。残りの1件は、WindowsとExchangeに影響するもので、最大深刻度は上から2番目の“重要”。
パッチの提供のほか、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」も同日バージョンアップする。新バージョンでは、Winnyで感染を拡げ、日本で情報漏洩などのトラブルの原因にもなっているウイルス「Antinny」に対応することがすでに発表されている。
なお、先月9月の月例パッチは当初、最大深刻度“緊急”のものが1件と予告されていたが、品質上の問題が見つかったとして配布は中止された。
関連情報
■URL
マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/advance.mspx
■関連記事
・ マイクロソフト、ウイルス駆除ツール最新版で「Antinny」に対応(2005/10/05)
・ 9月度の月例セキュリティパッチがリリース中止に(2005/09/12)
( 永沢 茂 )
2005/10/07 17:25
- ページの先頭へ-
|