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トレンドマイクロ、「ウイルスバスター2006」の更新プログラム公開


 トレンドマイクロは20日、同社のセキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター」シリーズのユーザー向けに最新版「ウイルスバスター2006 インターネット セキュリティ」へのアップデートプログラムの提供を開始した。同社サイトからダウンロード可能で、ライセンス有効期間であれば無料で適用できる。新規ユーザー向けには11月2日から提供する。

 ウイルスバスター2006は、フィッシング詐欺メールの判定や偽装サイトへのアクセス監視、専用ツールバー、URLフィルターなどを搭載し、フィッシング詐欺対策機能を大幅に強化した。動作状況を設定画面で一覧することもできる。スパイウェア対策も強化されており、スパイウェア検索の実行スケジュールを設定する予約検索をサポートしたほか、削除するとシステムに支障をきたすスパイウェアを誤って削除してしまった場合に復元する機能も搭載した。

 さらに、ウイルスパターンファイルのアップデート機能を強化。トレンドマイクロがイエローアラート以上の警告を発した場合、自動的にパターンファイルのアップデートを実行する。強制アップデート中に新種ウイルスへの感染を防ぐため、アップデートサーバー以外のサイトへの接続をブロックする機能も備えた。また、4月に発生したパターンファイルの更新でCPU使用率が100%になってしまった問題を受けて、パターンファイルの自動復旧機能を実装した。

 今回提供を開始したのは、既存ユーザー向けのアップデートプログラムで、プログラムのみとマニュアル付きの2種類を用意した。なお、提携ISPが提供する月額版、リース会社が提供するレンタル版についてはそれぞれ11月上旬から提供される予定だ。また、新規ユーザー向けには11月2日に発売する。Windows XP/2000/Me/98をサポートし、パッケージ版単体での価格は8,925円(ダウンロード版5,250円)。2ユーザーパック(パッケージ版13,440円/ダウンロード版7,875円)、5ユーザーパック(パッケージ版33,600円/ダウンロード版19,688円)も用意する。


関連情報

URL
  ダウンロードページ
  http://www.trendmicro.co.jp/download/product.asp?productid=47

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( 鷹木 創 )
2005/10/20 17:50

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