トレンドマイクロは、ファミリマートのマルチメディア端末「Famiポート」において、セキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター2006 インターネット セキュリティ」のシリアル番号販売を15日から開始する。ファミリーマートおよびファミマ・ドット・コムとの提携により実現した。販売価格は1ユーザーが5,250円、2ユーザーが7,875円、5ユーザーが19,688円。ウイルスバスター更新パックは3,780円。年間50,000本の販売を見込む。
今回の販売方法は、全国約6,300店舗に設置されるFamiポートで提供しているプリペイドサービスを応用したもの。ユーザーはFamiポートを操作してからレジで代金を支払うと、その場でウイルスバスター2006のシリアル番号および製品ダウンロードURLが記載された用紙を入手できる。ダウンロード時の不具合については、トレンドマイクロのコールセンター「ウイルスバスタークラブセンター」で対応する。
ウイルスバスター2006は、トレンドマイクロが11月2日に発売したセキュリティ対策ソフトの最新版。フィッシング詐欺対策機能を強化しており、フィッシング詐欺メールの判定、偽装サイトへのアクセス監視、フィッシング詐欺対策専用ツールバー、URLフィルターなどを実装する。
通常のダウンロード販売は、ネット上でクレジットカード決済を完了した後、製品プログラムをダウンロードする仕組みが一般的だ。今回の販売方法では、ファミリーマート店舗で決済するため、「クレジットカード決済に抵抗があるユーザーでも安心して利用できる」としている。
ファミマ・ドット・コムによれば、無在庫によるPCソフトの店頭即時販売は業界でも初めてという。
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■URL
ニュースリリース
http://www.famima.com/corporate/press/05/051114.html
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( 増田 覚 )
2005/11/14 15:16
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