北海道は14日、地方職員共済組合北海道支部が管理する個人情報3,544人分がWinnyで流出したと発表した。同支部の職員が自宅にデータを持ち帰って私物PCに保存したことがわかっている。このPCがWinnyを使用しており、ウイルスに感染したことで流出したものと見られている。
流出したのは2000~2004年度分の掛け金収納などのデータで、退職者も含まれる。氏名、法人名、住所、電話番号、生年月日、給料額、口座番号、職員番号、メールアドレスなどが記載されているという。流出は、総務省から共済関係の個人情報がインターネットに流出しているとの連絡があり発覚した。
同職員はこのほかにも、北海道上川支庁税務部の職場から法人情報を自宅PCに送信しており、これも同じくWinnyで流出したことがわかっている。これには課税情報などを含む65社の法人情報が含まれていた。
関連情報
■URL
北海道のWebサイト
http://www.pref.hokkaido.jp/
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( 永沢 茂 )
2005/11/16 19:05
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