米Googleは22日、英語圏でベータテストを行なっている価格比較サイト「Froogle」において、「Google Local」の検索機能を統合した“Froogle Local”を開始した。買いたい商品が近所のどこの店にいくらで販売されているのかを検索できるようになる。
Googleではこの機能を米国の感謝祭休日の前日に発表することによって、年末商戦が最も激化すると言われている感謝祭の翌日に利用者の増加を狙っている模様だ。
Froogle Localの利用方法としては、検索フォームに例えば「digital camera near Palo Alto」と地理情報を含めて商品の種類を書くだけで、自動的に商品の情報とそれを販売している店の位置を示す地図があわせて表示される。これによって家具や車など実際に見てから購入したい商品を自分の近所の店から探し出すことができる。
さらにGoogleでは新しい試みとして、商品を販売する店舗に対して「Google Base」を使って在庫情報を登録するよう勧めている。Googleの説明ページでそのアップロード方法を紹介している。この方法を使うと、例えばExcelのような表計算ソフトを使って指定された手順で在庫情報をテキストファイルに記述し、Google Baseのアカウントからバルクアップロードを選択するだけで一気に在庫情報がGoogleに転送され、最終的にはFroogle Localの検査結果に反映されることになる。
関連情報
■URL
Froogle Beta(英文)
http://froogle.google.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.google.com/press/annc/froogle_local.html
Google Baseによるアップロード方法(英文)
http://www.google.com/sellonfroogle/
関連記事:米Google、商品検索サイト「Froogle」ベータ版を発
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/1213/froogle.htm
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/11/24 14:07
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