デンマークのSecuniaは29日、Javaの実行環境「Sun Java Runtime Environment(JRE)」に3件の脆弱性があることを公開した。危険度は5段階中2番目に高い“Highly critical”としている。
公開された脆弱性はいずれも、想定していない権限の昇格により、信頼できないアプレットがローカルファイルや実行されているアプリケーションなどに対してアクセス可能となる問題。
脆弱性は、Windows版、Solaris版、Linux版のいずれにも存在し、バージョン1.3.1_15以前、1.4.2_08以前、5.0 Update 3以前に影響がある。いずれの場合も、最新版にアップデートすることで脆弱性は解消される。
関連情報
■URL
Secuniaの脆弱性情報(英文)
http://secunia.com/advisories/17748/
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( 三柳英樹 )
2005/11/30 17:01
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