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「NOD32アンチウイルス V2.5」の更新版と追加購入版をパッケージ販売


　キヤノンシステムソリューションズは、ウイルス対策ソフト「NOD32アンチウイルス V2.5（NOD32）」の追加購入パックと更新パックを12月22日に発売する。これまでNOD32の追加購入版および更新版は、ダウンロード版のみが販売されていた。価格は追加購入パックが5,040円、更新パックが3,654円。Windows Server 2003、Windows XP/2000 Server/2000/Me/98/NT 4.0に対応する。

　「NOD32アンチウイルス V2.5 追加購入パック」は、複数のPCにNOD32を導入するユーザー向けの製品。既にNOD32を購入したユーザーが購入対象者で、同一個人、同一家庭内、同一法人内に限り利用できる。購入時にはNOD32のシリアル番号が必要となる。

　「NOD32アンチウイルス V2.5 更新パック」は、NOD32の更新期間を1年間延長するユーザー向けの製品。利用中のNOD32アンチウイルスの更新期限が残り30日以内のユーザー、もしくは更新期限が過ぎてしまったユーザーが購入対象者で、こちらも購入時には以前に購入したNOD32のシリアル番号が必要だ。

　NOD32アンチウイルスは、スロバキア共和国のEsetが開発したセキュリティ対策ソフト。未知のウイルスに対応するために、メモリ上の仮想PCで検知したウイルスを仮想的に実行する独自の「アドバンスドヒューリスティックテクノロジー」を搭載している。価格.com改竄事件でも、いち早くウイルスを検知するなど実績を挙げていた。

　最新版のNOV32アンチウイルス V2.5では、アドバンスドヒューリスティックテクノロジーの対象を拡張した「ThreatSenseテクノロジー」を搭載。プログラムの振る舞いをより詳細に分析することで、ウイルスだけでなく、スパイウェアやアドウェアなどの悪意のあるプログラム（マルウェア）もヒューリスティック技術により検知できるようになったという。

[お詫びと訂正]
　記事初出時、本文3段落目において、NOD32の更新期間を1年間延長するユーザー向けの製品を「NOD32アンチウイルス V2.5 追加購入パック」と記載していましたが、正しくは「NOD32アンチウイルス V2.5 更新パック」です。お詫びして訂正いたします。

関連情報

■URL
　 ニュースリリース
　 http://canon-sol.jp/press/a512_nd.html

■関連記事
・ NOD32が独自ヒューリスティック技術を拡張、未知のスパイウェアも検知（2005/08/25）


（ 増田 覚 ）
2005/12/09 19:37

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