デンマークのSecuniaは13日、Webブラウザ「Opera」の旧バージョンにダイアログボックスを偽装できる脆弱性が存在することを公表した。危険度は5段階で上から2番に深刻な“Highly critical”。ただし、バージョン8.02以降では修正されている。
この脆弱性は、ファイルのダウンロード時に表示されるダイアログボックスにおけるデザイン上の問題が原因。Operaのダイアログボックス上に別のウィンドウを表示させて、ユーザーにダイアログのボタンを押させることができるという。
同じ脆弱性はInternet Explorerにも発見されており、マイクロソフトでも14日にセキュリティ修正プログラム「MS05-054」を公開している。
関連情報
■URL
Secuniaのアドバイザリ(英文)
http://secunia.com/advisories/15781/
Secuniaのオリジナルアドバイザリ(英文)
http://secunia.com/secunia_research/2005-19/advisory/
Operaのダウンロードサイト
http://www.opera.com/download/
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( 鷹木 創 )
2005/12/15 19:24
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