セキュリティ企業のWatchfireは21日、米Googleのサイト「www.google.com」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性があったことを公表した。フィッシング詐欺に悪用される恐れもあったが、指摘を受けたGoogleでは、すでに問題を修正したという。
Watchfireによると、www.google.com内の「404」や「403」エラーを表示するページでは、XSSで使用される「<」「>」「'」といった文字を回避する仕組みだったが、UTF-7でエンコードされているスクリプトの場合、この回避処理に失敗していた。
Watchfireは11月15日にこの問題を発見してGoogleに通報した。Googleでは12月1日に修正したという。
関連情報
■URL
Google
http://www.google.com/
Watchfireのアドバイザリ(英文)
http://www.webappsec.org/lists/websecurity/archive/2005-12/msg00059.html
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・ 「Google」にXSSの脆弱性、9月下旬に修正済み~米Finjanが指摘(2005/10/11)
( 鷹木 創 )
2005/12/22 19:30
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