ウィルコムは、一時中止していたPHSモジュール「W-SIM」向けの不具合修正ソフトの配布を再開した。W-SIM用の不具合修正ソフトは、26日に公開された後、同ソフト自体の動作に問題があることが判明し、同日中に配布が中止されていた。
現在配布されているのは、W-ZERO3単体でW-SIMのバージョンアップ操作を行なうタイプと、DDをパソコンに接続してバージョンアップ操作を行なうタイプ。前者は29日公開予定とされていたもので、急遽公開が早められた形となる。一連のトラブルの原因となったW-ZERO3とパソコンをUSBケーブルで接続してバージョンアップ操作を行なうタイプについては、今もなお公開が中止されている。
このほか同社では、ウィルコムプラザ店頭でソフトウェア修正(5~10分程度)に応じる。また、3~4営業日を要することになるが、ウィルコムカウンターでも預かり修理に応じる。
なお、不具合修正ソフトの適用が原因で正常に動作しなくなったW-SIMについては、ウィルコムプラザ店頭で無償交換してもらえる。同社では、問題が発生した場合はひとまずウィルコムサービスセンターに連絡するようアナウンスしている。
関連情報
■URL
お知らせ(ウィルコム)
http://www.willcom-inc.com/ja/info/05122701.html
修正ソフトのダウンロード(ネットインデックス)
http://www.netindex.co.jp/news/news051227_2.html
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( 湯野康隆 )
2005/12/28 14:18
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