米Microsoftがベータテストを行なっているInternet Explorer 7(IE 7)に、ブラウザの履歴を簡単に削除できる機能が存在することがわかった。IE公式ブログで12日、開発者がこの新機能を紹介した。
それによると、この機能はツールメニューの中の「Delete Browsing History」項目から簡単に利用でき、ブラウザで利用した一時ファイルやCookieなどを簡単に削除できる。同様の機能はFirefoxなど他の多くのブラウザではすでに搭載されており、プライバシーを守るために不可欠な機能となっている。これに対してIEでは、複雑なフォルダ階層の中から手動で削除しなければならず、不便が指摘されていた。
IE 7のDelete Browsing History機能で削除できるのは、Webページや画像のキャッシュを保存しているインターネット一時ファイル、Cookie、閲覧したWebサイトの履歴、フォームに入力したデータの履歴、パスワードの履歴の5種類。これらは種類ごとに、あるいは5種類を全部まとめてワンクリックで削除できる。
関連情報
■URL
IE公式ブログの該当記事(英文)
http://blogs.msdn.com/ie/archive/2006/01/12/512232.aspx
■関連記事
・ Windows Vistaの最新CTP版が公開、IE 7.0にフィッシング対策機能も実装(2005/10/19)
・ 「Firefox 1.5」日本語版を含む各国語版が正式公開(2005/11/30)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/01/13 12:21
- ページの先頭へ-
|