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Eudora日本語版に脆弱性、販売元のライブドアが修正版を公開


 JVN(Japan Vender Status Notes)は17日、ライブドアが販売するメールソフト「Eudora」日本語版に強制終了する脆弱性があると指摘した。ライブドアでは修正版を公開している。

 Eudoraは米QUALCOMMのメールソフトで、日本国内ではライブドアが提供している。今回指摘を受けた脆弱性は、「Eudora for Windows バージョン 6.2J rev 4.2」未満で破損した画像ファイルを含むメールをプレビューすると、ソフトが停止して使用できなくなるというもの。

 ライブドアのアップデータ情報によると、修正版の「Eudora for Windows バージョン 6.2J rev 4.2」では、From欄が正しく処理されていないメールを受信してもエラーメッセージを表示しないようにしたほか、不正なGIF画像が埋め込まれているメールを表示させると強制終了を起こす現象を回避するために、GIF画像をインラインで表示させないようにした。また、添付された画像ファイルが開かなくなる現象、大きなサイズのメールを印刷プレビューしようとする時点で強制終了する現象、一部環境でWordファイルを添付すると、相手先で正しく開かなくなる現象などを改善した。

 ライブドアでは、あわせてMac OS用メールソフト「Eudora 6.2J rev 3.1 for Mac OS X」となるアップデータも公開。こちらは今回の脆弱性の影響は受けないものの、IMAP使用時に「隠す」メールボックスが表示される現象、一部の中国語メールの取り込みに失敗する現象、機種依存文字を含むメールが全文文字化けする現象などを改善している。


関連情報

URL
  JVNの脆弱性情報
  http://jvn.jp/jp/JVN%2373133641/
  ライブドアのアップデータ情報
  http://eudora.livedoor.com/download/info/

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( 鷹木 創 )
2006/01/17 12:28

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