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東証が売買取引を全面停止、“ライブドアショック”で処理能力限界に


 東京証券取引所(東証)は、18日14時40分以降、株式、転換社債(CB)、交換社債の全銘柄について終日売買取引を停止すると発表した。14時25分の時点で、約定件数が東証の処理件数の限界に近い400万件程度に達した。なお、ToSTNeT取引と先物・オプション取引は、通常通り行なわれる。

 18日の株式市場は、ライブドアの粉飾決算報道などの影響で注文が急増。東証によると、午前だけで232万件の約定件数を記録した。東証では午前の立会終了時に「約定件数が400万件を超える場合には、システム処理の継続に支障が生じる」とし、売買取引を全面停止する恐れもあると警告していたが、13時33分には注文件数が600万件程度、約定件数が350万件程度に達していた。

 なお、東証のWebサイトも現在つながりにくい状況だ。東証では同日、ライブドアの粉飾決算報道を受けて同社株式の売買を一時停止していたが、ライブドアからの「事実関係を調査し、解明しだい報告する」という発表を受け、11時5分から立会外取引を再開していた。


関連情報

URL
  売買取引の全面停止について
  http://www.tse.or.jp/news/200601/060118_c.html
  現在の注文・約定件数について
  http://www.tse.or.jp/news/200601/060118_b.html
  投資者及び関係の皆様へ
  http://www.tse.or.jp/news/200601/060118_a.html

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( 鷹木 創 )
2006/01/18 15:31

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