警視庁ハイテク犯罪対策総合センターと葛西署は、自身で作成したスパイウェアを利用して他人の銀行口座にログインし、不正に金銭を得たとして、住所不定無職の男性(31歳)を不正アクセス禁止法違反と電子計算機使用詐欺罪の疑いで逮捕した。
逮捕された男性は、2005年7月1日に東京都足立区内で他人の無線LANアクセスポイントを不正に利用。自身で作成したスパイウェアで詐取したジャパンネット銀行のIDとパスワードを用いて他人(法人)の口座にアクセスし、21万6,000円を自分の口座に不正に送金した疑いがある。
警視庁では、金融機関を狙ったスパイウェア作成者が逮捕されたのは国内初としている。
関連情報
■URL
警視庁
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/
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( 鷹木 創 )
2006/01/26 14:08
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