ライブドアとライブドアマーケティングは31日、社内調査の結果として18日に発表した内容に虚偽の説明があったとの一部報道について、そうした認識はないとする声明を発表した。
ライブドアでは、東京証券取引所からの情報開示要請に応じる形で、18日にマネーライフ社の株式取得の経緯についての社内調査結果を公表。この調査結果では、株式交換比率の算定作業を日本M&Aマネジメントに依頼したとしている。これに対して新聞報道などでは、実際に算定を行なったのはライブドアファイナンスであり、虚偽の説明にあたるとしている。
ライブドアでは、問題となった件の株式交換比率算定書が押収されており確認できないが、調査結果を発表した18日の時点で、ライブドアマーケティングに保管されていた算定書の表書きには日本M&Aマネジメントの社名のみが記載されているのを確認したとして、同社が算定書の作成者であるとの理解のもとで発表を行なったと説明。18日に社内調査の結果を発表した際に、虚偽の説明を行なったとの認識はないとしている。
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ニュースリリース(PDF)
http://finance.livedoor.com/img/ir/4753/news/060131.pdf
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( 三柳英樹 )
2006/01/31 15:04
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