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神戸空港でRFIDを利用したユビキタスサービスの実証実験


 YRPユビキタス・ネットワーキング研究所と沖電気は9日、国土交通省が進めている自律移動支援プロジェクトの一環として、「ユビキタス空港情報提供サービス」の実証実験を3月中旬に神戸空港で実施すると発表した。

 実証実験では、神戸空港ターミナル内に約1,200個のRFIDと約30個のZigBeeアクセスポイントを設置し、利用者に貸し出す端末「ユビキタス・コミュニケータ」と無線で接続する。空港内の場所にucodeと呼ぶ固有番号を付与し、端末がこれを読み取ることで現在位置に応じたサービスが利用できる。

 実証実験で提供するサービスは、飛行機の出発時間や搭乗ゲート変更などの情報案内のほか、利用者の現在地をもとにした周辺案内サービス、現在位置から搭乗ゲートまでの移動に要する時間を通知する「搭乗遅れ防止サービス」など。YRPユビキタス研究所と沖電気では、実証実験により有効性を検証し、空港以外の施設での利用に向けた検討を進めていくとしている。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2006/02/z05127.html

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( 三柳英樹 )
2006/02/09 15:21

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