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Lunascape3に軽量版の「Lite」とUSBメモリで携帯できる「Pocket」

OSクラッシュの可能性を回避した正式版最新バージョンも

 Lunascapeは、タブ切替型ブラウザ「Lunascape3」の低スペックPC向けバージョン「Lunascape3 Lite」と、外部メモリに保存して持ち歩ける「Lunascape3 Pocket」のベータ提供を開始した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。


Pentium III(300MHz)のWindows 2000マシンで軽快に動作

Lunascape3 Lite
 Lunascape3 Liteは、従来の軽量版「Lunascape2 Lite」をLunascape3ベースにバージョンアップしたもの。Lunascapeによれば、Pentium III(300MHz)のWindows 2000マシンで「軽快な動作を確認した」という。Lunascape3正式版で採用しているGeckoエンジンとのダブルエンジン機能は利用できないが、Internet Explorerのサイドバープラグインの利用が可能で、拡張機能を利用すればRSSリーダー機能も搭載できる。

 動作環境は、CPUがPentium III 300MHz以上(Pentium III 500MHz以上を推奨)で、Windows Server 2003、Windows XP/2000/NT4.0/Me/98SEに対応。Windows Me/98SEの場合は64MB以上のメモリ、その他のOSの場合は128MB以上のメモリを搭載することを推奨している。

 USBメモリやiPodなどの外部ストレージに保存して携帯できるLunascape3 Pocketも、「Lunascape2 Lite アーカイブ版」をバージョンアップしたもの。Lunascape3 Liteとの違いはインストーラで、「初心者でも簡単に外部メモリにインストールできる」という。

 このほか、Lunascape3 LiteとLunascape3 Pocketともに自動バージョンアップに対応。常に最新のバージョンが自動的にダウンロードされるようになった。今後は、プラグインやスキンの自動更新機能も追加する予定だ。


Lunascape3.5.4では、OSクラッシュの可能性を回避

 なお、Lunascapeでは、Lunascape3正式版の最新バージョン「Lunascape3.5.4」も公開した。Windows Server 2003、Windows XP/2000/Me/98SEに対応。同社サイトから無料でダウンロードできる。

 最新バージョンでは、16ビット以下の画面色数で、スキンの適用時にOSごとクラッシュする可能性や、特定のページをスタートアップURLに登録しているとフリーズする不具合などを修正した。

 Lunascapeでは、16ビット以下の画面色数で、スキンの適用時にOSごとクラッシュする可能性について「本来はグラフィックドライバの問題だが、回避するコードを追加した」とコメントしている。


関連情報

URL
  Lunascape
  http://www.lunascape.jp/

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( 鷹木 創 )
2006/02/15 16:24

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