ブラジルの警察当局は14日、スパイウェアを使ってインターネットバンキングのアカウントを不正に取得した詐欺容疑で55人を逮捕したと発表した。
このグループは、スパイウェアを添付したメールを大量に送信し、これをインストールしてしまった人の口座番号やパスワードなどの情報を不正に取得。合計で約1,000万レアル(約5億5,600万円)の詐取行為を行なった。グループの首謀者は19歳だったという。
当局はさらに10人ほどを指名手配しており、今後も摘発を続けるとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(ポルトガル語)
http://www.dpf.gov.br/DCS/noticias/2006/Fevereiro/14022006_scan.htm
Sophosのニュースリリース(英文)
http://www.sophos.com/pressoffice/news/articles/2006/02/brphishgang.html
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( Gana Hiyoshi )
2006/02/20 17:26
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