NTT東日本とNTT西日本は24日、約1,400件分の顧客情報がWinnyネットワーク上に流出したことを明らかにした。NTT東日本栃木支店が業務委託するNTT東日本-栃木の社員が自宅で使用しているPCが、ウイルスに感染したのが原因だ。
流出したのは、NTT東日本が2005年3月から4月にかけて実施したフレッツシリーズの販売促進キャンペーンに申し込んだ1,396ユーザー(個人が807人、法人が589社)の氏名(会社名)、住所、電話番号など。この中にはNTT東西で共通の法人顧客6社分の情報も含まれていた。あわせてNTT東日本の社員225人とNTT西日本の社員4人分の氏名、所属組織、電話番号、メールアドレスなども流出したという。
今回の流出は、21日に総務省からの指摘で判明した。NTT東西では、業務に関連するファイルを社外へ持ち出すことを禁止していた。今後は、個人情報の取り扱いを徹底して情報管理体制を強化するとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0602/060224.html(NTT東日本)
ニュースリリース
http://www.ntt-west.co.jp/news/0602/060224.html
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・ NTT東日本の公衆電話番号7件がWinny上に流出(2004/05/12)
( 増田 覚 )
2006/02/24 16:35
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