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企業や団体でWinnyによる情報流出が多発〜トレンドマイクロ2月度調査


 トレンドマイクロは6日、日本国内における2006年2月度の「ウイルス感染被害レポート」を発表した。被害報告件数は6,188件で、2月の7,593件から減少した。

 1月に引き続き、ポップアップ広告を表示して、PCの使用状況を監視するスパイウェア「SPYW_GATOR」の283件が報告件数として最も多かった。以下はインターネット閲覧記録を収集し、その情報を元にポップアップ広告を表示する「ADW_WEBSEARCH」の95件、Internet Explorerの設定を変更したり、広告を表示する「ADW_SHOPNAV」の80件とアドウェアが続いた。

 トレンドマイクロのウイルス解析担当者は、2月は企業や団体でP2Pソフト「Winny」に関連した情報流出事故が多発したと指摘。Winnyを通じて感染を広げるウイルスは「WORM_ANTINNY.A」として2003年8月に初登場して以来、既に70種類の亜種が発見されているという。

 また2004年3月には、情報漏洩活動を行なう「WORM_ANTINNY.G」が登場。以後多くの亜種が情報漏洩につながる機能を持つようになったという。トレンドマイクロでは、近年の不正プログラムの傾向が愉快犯から金銭目的に変わりつつある中で、「WORM_ANTINNY」は世間を騒がせる古典的な愉快犯の要素が強いウイルスとしている。

 新種ウイルス情報としては、Mac OS Xを標的としたワーム「OSX_LEAP.A」が報告されている。OSX_LEAP.Aは、インスタントメッセンジャー「iChat」を通じて「latestpics.tgz」という名称の圧縮ファイルを相手に送りつけて感染を広げようとするウイルス。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.trendmicro.com/jp/security/report/report/archive/2006/mvr060306.htm

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( 増田 覚 )
2006/03/06 13:47

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