総務省は10日、国内のブロードバンド(DSL/FTTH)契約者のトラフィック総量が2005年11月時点で平均468Gbpsに達したとの試算結果を公表した。2004年11月時点の324Gbpsから、1年で約1.5倍に増加している。
今回のデータは、ISP7社(IIJ、NTTコミュニケーションズ、ケイ・オプティコム、KDDI、ソフトバンクBB、日本テレコム、パワードコム)の協力により集計したトラフィック量をもとに試算したもの。ISP7社のブロードバンドユーザーのトラフィック総量を194.2Gbps、ISP7社のシェアを41.5%と推計し、国内のブロードバンドユーザーのトラフィック総量を468Gbpsと試算した。
また、ユーザーからISPに向かうトラフィック(ユーザーから見ると「上り」)のトラフィック総量も134.5Gbpsに達しており、ISPにとって「一般ユーザーはダウンロード中心」ということを前提にネットワークを構築することはできなくなっているとした。なお、総務省では2005年7月に「2005年5月時点で国内ブロードバンドユーザーのトラフィック総量は472Gbps」とする試算を発表していたが、データに一部誤りがあったため、2005年5月時点のトラフィック総量を424.5Gbpsと修正した。
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■URL
ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060310_8.html
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( 三柳英樹 )
2006/03/14 13:45
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