Adobe Systemsは14日、Flash Playerのバージョン「8.0.22.0」以前において深刻な脆弱性が見つかったことを公表した。悪意のあるSWFファイルを読み込ませることで、任意のコードを実行できるという。Adobeでは同日、これを修正した最新バージョンをリリースした。
14日にリリースされたFlash Playerの最新バージョンは、Windows版とMac OS X版が「8.0.24.0」、Windows 95/NT版やMac OS 9版、Linux版、Solaris版が「7.0.63.0」。Adobeではこの脆弱性の危険度を4段階中で最も高い“Critical”とレーティングしており、ユーザーにアップデートを呼びかけている。
なお、この脆弱性はShockwave Player 10.1.0.11以前、Breeze Meeting Add-In 5.1以前などにも影響するとしており、それぞれアップデートを推奨している。
関連情報
■URL
Adobe Systemsのセキュリティ情報(英文)
http://www.macromedia.com/devnet/security/security_zone/apsb06-03.html
ダウンロードサイト
http://www.macromedia.com/jp/downloads/
■関連記事
・ Flash Playerに深刻な脆弱性、外部から任意のコードが実行される恐れ(2005/11/07)
・ Flash Playerの脆弱性、マイクロソフトも修正バージョン適用を呼び掛け(2005/11/11)
・ Flash Playerに脆弱性~バージョン確認とアップデートを(2005/11/15)
( 永沢 茂 )
2006/03/15 15:58
- ページの先頭へ-
|