愛媛県警察は19日、同県警の警部の私物PCがウイルスに感染し、約4,400人の個人情報が含まれる捜査資料などがP2Pソフト「Winny」のネットワークに流出したと発表した。
愛媛県警では、流出したと思われる捜査資料をほぼ入手し、警部の持つファイルと精査した結果、事件関係者など約4,400人の個人情報が含まれることを確認したという。
愛媛県警では、この資料によりプライバシーの侵害や二次被害に遭う恐れのある人の保護を最優先と考え、資料を入手した日時や具体的な事件名などについては、流出した資料の検索を容易にし、情報の拡散を招くことから公表できないとしている。
関連情報
■URL
愛媛県警察
http://www.police.pref.ehime.jp/
関連記事:本誌記事に見る“Winny流出”
http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2006/03/10/
■関連記事
・ Winny禁止も止められず、岡山県警倉敷署の巡査長が捜査資料を流出(2006/03/06)
( 三柳英樹 )
2006/03/20 15:59
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