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「Winnyの入ったマシンでは復号させない」データ暗号化USBメモリ


Safety Disclosure Container FW(Find Winny)

データ暗号化/復号化の仕組み
 イーディーコントライブは28日、保存したデータを暗号化するUSBメモリ「Safety Disclosure Container」に、WinnyがインストールされているPCではデータを復号させない機能を追加した「Safety Disclosure Container FW(Find Winny)」を発売した。対応OSはWindows XP/2000。販売は受注生産で、価格は容量が256MBで12,000円前後。

 Safety Disclosure Containerは、USBメモリにデータを書き込む際、USBメモリ内の暗号化プログラムを経由することでデータを自動的に暗号化する。平文によるデータの書き込みを防ぐため、社内データを社外に持ち出す際に確実に暗号化できるのが特徴という。USBメモリ内の復号プログラムを起動してパスワードを入力すると暗号化ファイルが表示され、これをローカルディスクに取り出せばデータを復号できる。

 Safety Disclosure Container FWでは、データ復号時にPCのHDDを自動スキャンする機能が追加された。Winnyを発見した場合には、USBメモリ内の復号プログラムの起動を停止することで、暗号化データの復号を防ぐ。また、管理者権限を持たないユーザーでも利用できるため、企業における利用に適しているという。同製品は、3月22日に発売した暗号化ソフト「Safety Disclosure Find Winny」の機能を採用した。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ed-contrive.co.jp/html/new_info/pressreleases/060328.html

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( 増田 覚 )
2006/03/28 13:55

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