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経産省、PSEマーク無しで販売できる「ビンテージ」楽器等の一覧を発表

約1,900機種をリストアップしWebで公表

経済産業省のサイトで公開しているPDFには、PSEマークを付けずに販売できる“ビンテージもの”約1,900機種がリストアップされている
 経済産業省は30日、電気用品安全法(PSE法)の対象となっている製品のうち、いわゆる“ビンテージもの”と呼ばれる電気楽器等について、PSEマークを付けずに販売が可能となる製品のリストを公表した。同省のサイトにもPDFファイルで掲載されており、約1,900機種がリストアップされている。

 経済産業省では14日に、ビンテージと呼ばれる電気楽器等(電気楽器、電子楽器、音響機器、写真焼付器、写真引伸器、写真引伸器用ランプハウス、映写機)については、希少価値も高く、取り扱いに慣れた者の間で売買されることが多いことから、PSEマークを付けずに販売が可能となる特別承認制度を利用できるようにすると発表していた。今回発表されたリストに掲載されている電気楽器等については、事業者は簡単な手続きで特別承認の申請を受けることができるようにする。

 楽器等一覧のリストは大手楽器店からの情報をもとに作成したものとしており、リストは今後逐次更新を行ない、事業者は一度承認を受けた場合には再度の申請を行なわなくてもPSEマーク無しで販売ができるようにする。また、一覧に掲載されていない電気楽器等についても、事業者から申請の際に寄せられた意見に基づいて、順次一覧に追加を行なうとしている。


関連情報

URL
  いわゆるビンテージものに関する特別承認制度について(経済産業省)
  http://www.meti.go.jp/press/20060330004/20060330004.html

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( 三柳英樹 )
2006/03/30 13:48

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