目黒星美学園小学校(東京都目黒区)は11日、一部生徒のテスト結果がWinnyネットワーク上に流出した問題で、同校のWebサイト上で経緯を報告するとともに再発防止策について説明した。
同校がこれまでに流出を把握しているのは、2001年当時の6年生1クラス(38名)におけるある学期のテスト結果1教科分と、2002年当時の5年生1クラス(42名)におけるある学期のテスト結果3教科分。
2006年4月6日に文部科学省個人情報保護室からの連絡で流出の事実を確認し、その後の調査で原因の一部を特定した。ある教員が2001年当時、テスト結果を記録したフロッピーディスクを自宅に持ち帰り、家族共用のPCで作業した結果、インストールされていたWinnyによって流出したとしている。
同校では再発防止策として、情報管理について教員への指導を徹底するとともに、学校や生徒が特定できる情報を持ち帰ったり、自宅のPCなどで扱わないことを徹底するとしている。
関連情報
■URL
目黒星美学園小学校
http://www.meguroseibisho.ed.jp/
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( 永沢 茂 )
2006/04/11 14:41
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