無料動画サイトの米YouTubeは10日、長さが10分を超える動画をアップロードできる「ディレクター制度」を発表した。同社は3月末、テレビ番組や映画などを丸ごとアップロードするような海賊行為の削減を目的として、アップロードできる動画の長さを最大10分間に制限することを発表していたが、10分を超えるオリジナルコンテンツも多いことに配慮した。
同社公式ブログによると、ディレクターアカウントを取得することにより、10分を超える動画がアップロードできるほか、アップロードしたすべての動画に「DIRECTOR」マークが付く。さらに、独自のロゴや企業のURL、説明などを自分の動画ページに表示したり、一部項目をカスタマイズできるようになるという。
ディレクターアカウントは無料で登録できるが、「合法的なオリジナルコンテンツの制作者であること」が条件となる。アカウント登録申し込みページにおいて、氏名やサイトのURL、住所などを入力した上、17項目からなる規定に合意する必要がある。
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■URL
YouTube公式ブログの該当記事(英文)
http://www.youtube.com/blog?entry=4KWKYZN7znU
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( 永沢 茂 )
2006/04/11 20:19
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