Mozilla Corporationは14日、Webブラウザ「Firefox 1.5.0.2」と「Firefox 1.0.8」を公開した。どちらも複数の脆弱性を含むバージョンアップで、Mozillaではすべてのユーザーに対してバージョンアップを行なうよう呼びかけている。Windows XP/2000/Me/98/NT 4.0、Windows Server 2003、Mac OS X 10.2以降、Linuxなどに対応。日本語版も公開されており、Mozillaのサイトから無料でダウンロードできる。
Firefox 1.5.0.2では、Mac OS X版でIntel CPUのネイティブサポートに対応。また、CSSの“letter-spacing”プロパティによりヒープオーバーフローが引き起こされる脆弱性など、合計7件の脆弱性を修正した。7件のうち5件は、危険度が4段階で最も高い“Critical”としており、ユーザーに対して早急にバージョンアップを行なうよう呼びかけている。
Firefox 1.0.8も、同様に合計18件の脆弱性を修正。18件のうち10件の脆弱性は、危険度の最も高い“Critical”としている。また、Firefox 1.0.8は、Firefox 1.0系列の最終リリースとなる予定だとしている。
関連情報
■URL
Mozilla Corporation(英文)
http://www.mozilla.com/
Firefox 1.5.0.2リリースノート(英文)
http://www.mozilla.com/firefox/releases/1.5.0.2.html
Firefox 1.0.8リリースノート(英文)
http://www.mozilla.com/firefox/releases/1.0.8.html
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( 三柳英樹 )
2006/04/14 13:44
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