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米インターネット広告市場、2005年は前年比30%の成長


 米国のインターネット広告市場が2005年には前年比30%増と成長を続けていることが、このほど発表されたInteractive Advertising Bureau(IAB)の調査結果で明らかになった。

 インターネット広告市場は2004年に96億ドルだったのに対して、2005年には125億ドルにまで成長した。ただし、米国の広告市場全体に占める割合は、まだ4.7%に過ぎないという。それでも2004年が3.7%だったことを考えると1ポイントの増加となり、徐々に存在感を増していることがわかる。

 なお、米国で広告の最大の担い手はダイレクトメールで、その市場規模は実に566億ドルに上る。次いで新聞・雑誌の479億ドル、ラジオ・TV広告の350億ドルとなっている。

 IABによれば、インターネットは米国において「主流の」メディアとなっており、メディアに費やす時間の平均でも15%を占めるまでになっている。インターネット広告の占める割合が低いのはまだ市場が成熟していないからで、今後、成長の余地は十二分にあるとの見方だ。インターネット広告のうち、最も多くを占めるのは検索結果連動型で41%を占めた。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.iab.net/news/pr_2006_04_20.asp
  調査結果(英文、PDF)
  http://www.iab.net/resources/adrevenue/pdf/IAB_PwC_2005.pdf

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( Gana Hiyoshi )
2006/04/24 20:27

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